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MLB再現選手 マックス・シャーザー 2018年 【リクエスト】

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マックス・シャーザー33歳(2018年時)

2018年成績

防御率2.53 18勝 7敗 300奪三振

 

通算成績

170勝 89敗 防御率3.20 2692奪三振

 

【タイトル・表彰】

最多勝利:4回(2013年、2014年、2016年、2018年)

最多奪三振:3回(2016年、2017年、2018年)

サイヤング賞:3回(2013年、2016年、2017年)

 

【経歴】

パークウェイ・セントラル高等高校

ミズーリ大学コロンビア校

フォートワース・キャッツ

アリゾナダイヤモンドバックス(2008-2009)

デトロイト・タイガース(2010-2014)

ワシントン・ナショナルズ(2015-)

 

スライダーのキレは球界随一

昨年もサイヤング賞の最終候補になったが、3位に終わったメジャーリーグにおけるピッチャーの最高峰の一人。ナショナルズは昨季序盤、得点力の低い状態が続き、5月末時点の勝敗は24勝33敗だった。しかし6月に18勝8敗と大勝ちして、6月末には勝率が5割を超えた。この6月の快進撃を牽引したのがベテランのシャーザーだった。この6月、シャーザーは6試合に登板して6勝。45イニング投げて失点はわずか5(防御率1.00)だったので、月間最終投手にも選出された。

6月の6勝のうち6月30日にあげた1勝は特に価値のあるものだった。前日バント練習をしていた際、バントをやり損ねてバットが当たった打球が内側にはね、シャーザーの鼻を直撃。鼻骨にひびが入り、目の下には青黒いクマができた。マルティネス監督から「ホテルに帰って休んでくれ。登板回避するかは明日の朝、状態を見て決めよう」と言われ、これにシャーザーは同意したものの最初から「チームの大事な時期にこれしきのケガで登板回避できるか」という気持ちだった。翌朝、シャーザーは監督に電話して、腫れが引いたから投球に何の支障もないことを伝え、その日のゲームに登板。8回を4安打1失点に抑え、見事勝利投手となった。

 

2018年は18勝(リーグ1位)、防御率2.53(同3位)、220.2イニング(同1位)、WHIP0.91(同1位)、奪三振率12.2(同1位)の好成績で2年ぶりの最多勝

3年連続の最多奪三振の2冠となった。サイヤング賞投票ではジェイコブ。デグロムに敗れ惜しくも2位だった。

 

シャーザーと言えばキレのあるスライダー。

このスライダーは特に評価が高く、メジャーリーグ全球団を対象にした2015年の部門別ベスト選手アンケートでは、ナショナルリーグのスライダー部門で1位に入っている。

 

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